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実は、ペットを飼う事は、心と身体の健康に大いに役立っているのです。

ペットとして、おうちで犬や猫、ハムスターや小鳥などの小動物をを飼っている方なら、理屈ぬきで彼らの与えてくれるパワーを感じられるでしょうし、ふれあう事により心の安らぎや癒し効果を実感しておられる方も多いのではないでしょうか。

この健康増進効果を大きく(1)心理的効果と(2)身体的効果の2つに分けてみましょう。

(1)心理的効果
  科学的な医療技術の進歩や薬は、その進歩とともに私たちを多くの病気から守り、救ってく
  れました。けれども、日常生活のチョットした出来事や笑いが私たちの心理状態、ひいては
  健康をも左右することも事実として認められています。
  昔から「病は気から」という言葉は世界中に存在し、心と身体の関係、感情が健康や病気
  と密接につながっている事が言われてきました。科学もテクノロジーも存在しない時代から
  私たちは体験的に知っていたのですね。
  そして、近年になって、免疫系の研究が進むにつれ、その効果が証拠だてはじめられました。

  どうやら、心の持ち方や感情が免疫系に影響があるらしいのです。例えば、近親者を亡くし
  て悲しみにくれる人や孤独を感じている人、クヨクヨと落ち込みがちの人は、免疫機能が衰
  えて病気にかかりやすくなりがちであるという報告もあります。1989年、スタンフォード大
  学のデヴィッド・スピーゲル博士は、癌患者の余命が心の持ち方や感情によって随分と差が
  出る事を数字で実証しました。

  前向きの気持ちや、明るいポジティヴな心や笑いが癌細胞の増殖をも抑える力がある…という
  のは最近よく耳にしますね。
  では、どうすればそういった心境になれるでしょう?
  個々の性格もあるし、すべての人が前向きで明るく生きられるわけではありません。家族を
  始めとする周囲の人たちの協力にも限りがあります。なぜなら、同じ人間だからです。

  そんな私たちをサポートしてくれるのが身近なペットたちではないでしょうか?
  思わず微笑みたくなる愛らしいしぐさや動き、計算や打算のない愛情表現の豊かさ…。
  ふっと心がなごみ、嫌な事を忘れさせてくれる役割を果たしてくれますね。
  また、世話をする事により生活に張り合いができます。動物を仲立ちとした新しい人間関係
  も生まれ、家族との共通の会話が増えることにより、明るく楽しい気持ちで過ごせる時間が
  増えてくるからです。

(2)身体的効果
  よく言われることですが、動物を飼うと運動量が確実に増加します。特に犬の場合は散歩を
  させなければいけないからですが、家の中にいるだけでも運動量は増えるはずです。動物た
  ちに合わせて世話をする分、手をかけなければならない分、そのまま身体を動かしているか
  らです。また、生活が規則正しくなるとも言われています。

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